2020年11月の記事一覧

税についての作文 栃木県議会議長賞に!

 

 令和2年度 中学生の「税についての作文」で、3年1組の竹熊流輝くんの作文が「栃木県議会議長賞」に輝き、12日(木)に本校校長室において、受賞式が行われました。

  

「私たちと税」大田原市立野崎中学校 三年 竹熊 流輝               

 「我々の血税をそんなことに使うな」という主張する人の記事を読んだ。僕はとても違和感を感じた。血税という言葉は明治時代血を搾られるような苦労をして納める税金。という意味で使われていたらしい。確かに税は一生懸命に働いたお金で納めるのだが、その人が納めたからといってその分自分の身が恩恵を受けるものではないと思う。僕は納税を主張する人の多さに驚き、税金の使われ方について家族に聞いてみた。すると、「国民の中には色々な考え方の人がいて、どの意見が正しいか?なんて断言できないよ。でも日本国民として法律に従い、自分はどう考えて納税をしていくか、そしてどれだけ税金に支えられ、守られているかを知っていくことが大切じゃないか。」と言われ調べてみた。
 まず以前から僕の知っている税金は学校などの教育や公共施設、医療や介護、警察官や消防車などだった。住民が安心して暮らせる為に使われているものが多かった。改めて考えてみると当たり前と感じてしまうくらい身近なものが多いことに驚いた。その他にもニュースなどで目にする行方不明者の捜索、人命救助、それらも全てが無料となっていて、税金で補われているものだった。「我々の血税」と言葉にする人は、もし自分の身に大惨事がおきた時に自分だけのお金や力で乗りきることができるのか?と僕は思った。税金は国民が安心して生活していける保険のようなものではないだろうか。そして、今回調べて知ったことは新型コロナウイルスと税の関わりだ。感染してしまった人の命を救うための医療費はもちろん税金でまかなわれていたことは知っていたが、経済については考えたことがなかった。感染者を減らそうと企業へ休業要請をだせば、生産性が低下し、場合によっては失業者が増えることにつながると思う。それらも補助金や助成金という税金で支えられていることを知った。
 誰もが予測しなかった大惨事が日の前で起きているからこそ税金というしくみに日本国民が守られていることを知った。「血税」という言葉が使われていた時代があったなら、今の税金のイメージは「守税」というイメージを強<感じた。どんなに苦しい時にでも人々が守られているという安心感や生きる希望がもてるのは、税金というしくみがあり、支えられてきたからだと思う。
 豊かな生活のために使われる税金という僕の考えは、今はもっと大きな存在に変わり、人々の生活や命を守る税金なのだと思う。自分が納税した分の恩恵を自分が受けるのではなく、支え守ってもらえている有り難さを感じながら納税する人が増えてくれたら、もっと日本が豊かな国になるのだと思う。そして輝く日本の未来を信じて僕が今、出来ることを見つけながら生活していきたい。「日本人でよかった」と言える大人に成長していきたいと強く思うことができた。